最低な批判

上で触れた菅直人先生のBBSから。

精神鑑定
Date: 2005-08-22 (Mon)


「小泉さん、狂っている」という声を地方で聞く。「精神鑑定が必要」という過激な声もある。地方で朴訥に毎日の仕事に追われている人からすると 、今の小泉さんの言動は理解を超えている。しかし大都市では未だに「期待感」の方が大きいと世論調査に出ている。「純ちゃんと、叫んだ私が恥ずかしい」と一旦は冷えた人がまた「純ちゃん」と叫んでいる。二度もだませる小泉純一郎は稀代のペテン師だ。
小泉首相は政策的にも郵政民営化の効果を、資金の流れを特殊法人から民間にという主張は引っ込め、「公務員の削減」と表現を変えてきた。しかし「人件費の削減」とは言わない。今の郵政公社の人件費は自前だから、公務員でなくなっても「人件費の削減」にはならないからかも民営化しても「国家公務員共済」にとどまることになっている。これでは「準公務員」だ。とにかく形だけ「民営化」することに狂奔している。
政府系金融機関不良債権が巨額に在ることが明るみに出始めた。つまり、郵貯簡保に融資が不良債権となっているということ。この問題を放置して郵政改革はできない。


http://www.n-kan.jp/bbs/index.html

郵政民営化への批判は他の詳しいサイトがいくらでもありますので、どちらが正しいかはそちらで判断していただくとして、冒頭の部分。まるで他人が言ってるような書き方ですが、タイトルが「精神鑑定 」じゃどうしようもないな。ま、批判殺到でそのうち変わるか消えるかすると思いますけど。


以下個人的メモ書き(これから確認)

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小泉政権になって借金が増えている」というデマについて。


財投の預託金が財投債に移行したから、表面上は増えているようにみえるだけ。つまり、今まで裏に隠れていた借金が表に出てきただけ。
国債の利払いは相変わらず多いが、これは過去の政権の尻拭いだからしょうがない。社会保障関係費も22%増えているが、これも高齢化が急速に進んでいるからどうしようもない。


それ以外は、小泉政権は発足以来トータルで14%削減している。公共事業は20%、ODAは25%削減し、国立の病院・大学・施設の民営化・独立採算制を導入し、財政投融資の計画額も17.2兆円とピークの4割に削減している。


小泉政権のもと、こういった歳出の削減は確実にすすんでいる。